2017年11月7日火曜日

男女共委員研修

11月5日(日)男女共同参画部会委員研修でハクハクに参加者21人で行きました。
11月3日~9日(さんかく)は、「みんなで参画ウィーク(福岡市男女共同参画週間)」です。
公民館を出発して、歩いて向かいます。

博多の食と文化の博物館「ハクハク」へ到着し、まずは、講演会。
講師は、株式会社ふくや 支援部 人事課 山中嵩彦さん

株式会社ふくやでは、平成4年に育児休業制度を導入しましたが、平成9年に初の取得者がありました。取得する人がでるまで、5年かかったということです。
復帰後に選べる6つの勤務体系を整備し、社長自ら声かけし、浸透していったそうです。
取得推進のきっかけは、男女共同参画を意識してというよりは「必要に迫られて」ということでした。必要に迫られたからこそ、働く側の目線に立った勤務体系が整ったのでしょう。いまでは、みなさんあたりまえに育児休業を取得するようになり、女性正社員も増えました。参観日などは、勤務時間内で参加してもよいそうです。とても助かりますね。

他にも、PTA 役員や地域の役員、スポーツ指導者などには、手当が支給されたり、
会合へは勤務時間内に参加してもよいなど、地域貢献にも力を入れています。
創業者の地域貢献の意思が残されているそうです。

参加の男女共の委員さんの中にも、小学生のお子さんがいる働くお母さんがいます。どの職場でも人手不足と残業時間の問題や女性の雇用については悩みのタネのようで、質問もとびだしましたが、真摯に答えてくださいました。

講演会の後は、工場見学をさせていただきました。
人の手と目でやらないといけないこと、機械でやれることがきっちり住み分けされていました。

結構、本気になる!360g~370gになるように計量するゲーム

ふくやのゆるキャラ かわりみ千兵衛さん
【福岡の街をこよなく愛する博多商人。福岡への地域貢献を含め、日々、福岡を笑顔でいっぱいにし、福岡から全国へ元気と笑顔を広めて行こう!とがんばっています。お菓子作りの職人でもあり、年齢は「ひみつ」。記念撮影やダンス、散歩が大好きで福岡のいろいろなところを巡っては、その魅力を楽しく伝えています。】

みんなで研修を受け、ショップで試食や買い物も楽しみました。
ハクハクの館長さま、講師の山中さま、お世話になりました。