2019年11月20日水曜日

校区防災訓練~Let's know disaster response~

11月17日(日)東吉塚校区防災訓練をおこないました。
知っておこう 災害への対応 ─Let's know disaster response─ 自分の命は自分で守ろう というコンセプトでいろいろな体験を通して防災知識を学びました。

  
青少年育成部会の企画でおこなった「安全ウォークラリー」は、各町内でそれぞれ集合場所と集合時間を設定して、自治会長・民生委員・育成委員と子ども達が、通学路や普段遊んでいる区域を歩きます。
育成委員さんたちは事前に準備をして、クイズ形式で危険な場所などに気付いてもらえるような工夫をしていました。
参加した方からは、「長年住んでいるけど、気づかなかったこともあってためになった」という声が聞かれました。育成委員さんお疲れさまでした。
安全ウォークラリーを終えて、各町内ごとに集まってきます。

受付は男女共同参画部会が担当しました。
町内ごとに受付します。

10時から防災訓練の開会です。下村部会長のあいさつ。
防犯防災部会の委員さん
その後は、自由に各コーナーを回り訓練します。

土のうの作成

水消火器による消火訓練

消火ホースによる放水体験

給水車による水の配給訓練

救急車・レスキュー車両・消防車の展示コーナー

時間中に要請があり、出動するという事態も発生!
すばやい出動を目の当たりにしました。

土のうの積み方
実際どのくらい水をせき止められるのかを見ることができました。
一般家庭で土のうの準備が難しい場合は、
ゴミ袋に水をいれた「水のう」や、土がすでに入っている「プランター」で
代用できるそうです。

体育館で非常食作り
カップラーメンも時間はかかりますが、水で食べられます。
お菓子のじゃがりこは砕いて水を入れると、
ポテトサラダになります。

今回は、ガスが使えないときのため
水だけで食べられる非常食を準備しました。

講演会
自助・共助・公助
狭い範囲でおこった災害は公助で8割対応できますが、
大災害となった場合は公助での対応は2割です。
残りの8割は自助・公助で対応するしかありません。
水害の時は2階だからと安心はできません。
トイレや洗濯機・お風呂の排水口などから
下水が逆流してくることがあります。
逆流を防ぐにはゴミ袋に水を入れた「水のう」を置くと
逆流を抑える効果があるそうです。
小学生や参加者の質問に答えてくださる時間もありました。
博多消防署堅粕出張所 山田さま、岡村さま
ありがとうございました。

非常食の試食


いろいろな味を食べ比べました。

感想カードには、
「土のうの積み方、水のう、プランター 思いもかけない物の活用法、ブルーシートの活用法等知る事が出来てよかった。」
「土のうの作り方、水のうの作り方、逆流の防ぎ方など教えてもらってすごく参考になりました。ブルーシートを買おうと思いました。」
「自助・共助の大切さを感じますが、近所付き合いがないような現状を考えると難しくもあると思う。」との声が書かれていました。

参加人数は251人(内子ども77名)でした。

福岡市水道局、博多消防署堅粕出張所、博多消防団吉塚分団のみなさん、
ありがとうございました。