2024年12月19日木曜日

バスハイク ~藩境の町 大川めぐり~

 12月17日(火)は 高齢者地域参画支援事業 バスハイク ~藩境の町 大川めぐり~をおこないました。社協の福祉バスを利用して、総勢42名で大川へ!

バスに乗り込んで、9時45分出発です。

最初に向かったのは、「風浪宮」(ふろうぐう)
大川では「おふろうさん」と呼ばれ親しまれています。

天然記念物 白鷺の楠
勝運の道を開いた少童命(わだつみのみこと)の化身であるとされた白鷺がこの大楠にとまったので聖地としてお社を建てたと言われています。

二重基壇の上に五層の軸部と屋根とを重ねた「正平塔」と言われる石塔があります。
明治時代に、本殿と正平塔は国の重要文化財に指定されました。

大川公園には、古賀政男さん作詞・作曲「影を慕いて」の石碑がありました。
思わず合唱が始まります♪

昼食は「新美勢本店」

みんなで美味しくいただきました。

明治時代以前の小保・榎津は、物流の拠点として栄えました。
ガイドの三宅さんがわかりやすく案内してくださいます。

柳川藩小保町の別当職(町の行政的支配者)を代々勤め、後に柳川藩の村落である蒲池組の大庄屋となった吉原家の居宅です。国の指定重要文化財に指定されています。

住宅部分と接待で使う部分は、細部の意匠や畳のへりなどで違いがあります。

雨戸が収納されています。

毎日54枚の雨戸を出し入れしているそうです。

欄間は大川木工の優れた伝統を取り入れています。上の間はおさ回り小紋散らしという繊細なデザインです。
三宅ガイドさんありがとうございました。もっと見たかったのですが、次の団体客が到着してしまいました。

筑後川昇開橋へ向かいました。

昇開橋が見えるところで集合写真
写真撮りまーす!



はい、チーズ!


筑後川をまたぐ真っ赤で大きな橋。
国の指定重要文化財です。

以前は福岡県大川市と佐賀県佐賀市をつなぐ鉄道が通っていました。
筑後川を往来する船を妨げないように23メートルの高さまで上昇する可動式の橋としてつくられました。

県境です
現在は鉄道橋としての役目を終えましたが、シンボルとして、遊歩道として活躍しています。運転員さんが常駐していて、橋桁の昇降をしてくれます。昇降の間はガイドもしてくださいます。(9時~16時30分まで)

橋を渡ると佐賀県。橋の駅「ドロンパ」でお買い物ができました。


お買い物が終わったら、吉塚へ帰ります。
たくさんの重要文化財がある大川でしたね。知らない事がたくさんで楽しかったです♪

みなさんのご協力のおかげで予定時間通りに到着しました。
田中運転手さんありがとうございました。
ご参加のみなさんお疲れ様でした。