2025年9月1日月曜日

人尊協 研修会 「吉塚から視る世界と 世界から視る吉塚と。」

 8月30日(土)10時から 東吉塚校区人権尊重推進協議会 役員・推進委員指導者研修会をおこないました。

 タイトル「吉塚から視る世界と 世界から視る吉塚と。」─日本と世界の現場から視た思いやり(ボランティア)のかたち─ は、広報部長を中心に役員で知恵を出して考えました。


チラシ
広報部長 横尾さん作成のさわやかなチラシ

ミャンマーの子どもたちの支援をしている吉塚御堂 堂守 瀧野隆さんと、外国由来の子どもたちの支援をしているブイ テイ トウ サンゴさん、お二人のおはなしを聞く予定でした。
直前までミャンマーに渡航していた瀧野さんの体調がすぐれず入院されていると聞いたのが前日のことでした。

直接お話が聞けるのを楽しみにしていましたが、急遽NHKの#てれふく  (令和7年2月14日放送)「それでもミャンマーへ 波乱万丈“吉塚の父”」 の録画DVDを上映しました。

DVD視聴

5分間の休憩をはさみ、サンゴさんのお話を聞きます。

サンゴさん
日本に来て20年になるサンゴさん。国際結婚し2児の母となり様々な活動を経て、現在の一般社団法人福岡国際市民協会 代表理事に至ります。

サンゴさんの講演
福岡市の中でも博多区と東区に外国人が多く住んでいます。博多区と東区の境界にある吉塚を拠点に活動することを選ばれたそうです。

会場の様子
吉塚駅周辺は、夕方になると「ここは日本?」と疑うくらい外国の方でいっぱいになります。日本人がその方たちに対して困っていることも確かにあります。
サンゴさんの団体「福岡国際市民協会」が目指している《国籍、民族、文化などの違いを尊重し、互いから学びあいともに生活できる地域社会の創造》は、人尊協の目指すところにも共通していると思います。

質疑応答
人尊協相談役 自治協議会長 貞閑さんからも、校区でもゴミ出しのマナーなどで困っていることはあるので、ルールのついての勉強会をしてほしいとお願いされていました。
サンゴさんから、楽しく勉強できる会が一緒にできたらいいですねと提案がありました。

行政でも多文化共生の地域づくりをすすめています。対話を通して日本人、外国人関係なくみんなが住みやすい地域になるのが一番ですね。

感想カードより
「日本人ファーストと言う言葉を聞くようになりましたが、やはり外国の方と上手につきあって交流するのが理想だと思います。勉強になりました。」
「瀧野さん、サンゴさんの生き方に感動しました。同じ吉塚に住む人間として仲良く生きていけたらと思います。」
「サンゴさんのお話でいろいろの人とのコミュニティをしたいと思って、吉塚市場に行ってみたいと思いました。」

参加者44名でした。ありがとうございました。
スタッフ
人尊協 池崎会長、進行の岩本さん(人尊協相談役)
研修部長 稲永さん、人尊協役員集合

人尊協スタッフのみなさん、お疲れさまでした。
瀧野さんの体調のご回復をお祈りいたします。