2019年10月28日月曜日

バス研修 ~秋の佐賀・歴史を訪ねて~

10月27日(日) 自治協議会バス研修に出かけました。
午前8時30分 吉塚駅東口を出発し、佐賀へ向かいます。

最初に着いたのは、創建311年の歴史を刻む 多久聖廟(たくせいびょう)

多久聖廟は、儒学の祖で学問の神様ともいえる孔子様を祀る廟(孔子廟)です。
毎年春と秋の2回伝統行事「釈菜(せきさい)」が開催されていて、
ちょうどこの日は秋の釈菜の日でした。
学問所・東原庠舎(とうげんしょうしゃ)は、武士でなくても志のある者は学ぶことができたので、社会に貢献する人物を数多く輩出しました。

宥坐之器(ゆうざのき)
空の時は傾き、水をほどほどに入れると起きてきます。
いっぱいに入れすぎるとひっくり返ります。
孔子は「満ちて覆(くつがえ)らないものはいない」と弟子たちに教えました。
弟子たちが満ちても覆らない方法を尋ねると、
孔子は謙虚、譲ることの大切さを述べ、「そのために損をすることだ」と
教訓しました。

昼食は、小城市の増田羊羹本舗さん。お食事処が併設されています。
本石会長のあいさつの後、おいしくいただきました。

特別に羊羹の歴史についてお話していただきました。

昼食後は、佐賀城本丸歴史館へ。

佐賀藩は大隈重信をはじめ、日本の近代化に貢献した先人達をたくさん輩出しています。
佐賀城本丸歴史館は、十代藩主鍋島直正が天保9年(1838年)に再建した本丸御殿の一部を復元した歴史博物館です。
案内の方の佐賀愛に引き込まれました。

次は、大川市に移動して、古賀政男記念館と生家を訪ねました。

記念館では、ギターの生演奏で古賀メロディーを合唱しました。


秋晴れのバス研修日和となりました。
株式会社九州ツーリストの前澤さま、姪浜観光の運転手さんお世話になりました。
ご参加のみなさん、お疲れさまでした。