8月6日(水)10時から、こうみんかん わくわく塾 「あそんで学ぼう!〜キッズサポーター養成講座〜」をおこないました。
昨年の夏休みにもおこないましたが、今回は少しあそびの要素を加え、楽しみながら学べる講座にしました。
講師は、福岡市認知症ライフサポートワーカー 中山英紀さんです。はじめに、認知症についてのおはなしがありました。
「クラスのお友だちが、骨折して入院したらなにか手助けができる?」身近なことで考えてみます。
「お見舞いに行って元気づける」「授業のノートを作ってあげる」「みんなで千羽鶴を折る」など…やさしい気持ちが発表されました。
一人が覚えた絵を伝えて、もう一人が聞いたとおりに絵を再現する体験をしました。
認知症の方の気持ち(心)を理解しようとする聞き方や表情が大事です。
共感とは、ともに感じること。お互いを理解しようとしてみんなやさしい表情で取り組んでいました。
「帰り道で困っている人を見かけたら、どこに相談(お知らせ)しますか?」
相談できる大人がいるところの場所(施設や事業所)に色を付けていきます。学校や公民館、まちづくり館、コスモスやダイレックスなどの校区でおなじみのお店があげられました。
この講座にかかわってくれた 元気ネットよしづか(事業所ネットワーク)のみなさんの事業所の場所が入った地図が配布されました。
困っている人を見かけたら相談してくださいね。
そして、遊びながら学べるすごろくをします。
ネット支援員の因さんもサポートしてくれました。
小学6年生と中学1年生の4班 マイルド薬局 河野さんがファシリテーターです。
2時間の講座でしたが、あきることなくみんなしっかり聞いてくれていました。
小学6年生と中学1年生の4班 マイルド薬局 河野さんがファシリテーターです。
ストップのマスには必ずとまって、ファシリテーターが読み上げる問題に答えます。
例えば、こんな問題です。
「ごはんを食べたのを忘れてるおばあちゃんに言うならどっちがいい?」
A:「もう食べたってば!何回言えばわかるの!」
B:「そうだね、さっき食べたけど、忘れちゃったかな?」
認知症の人は忘れてしまうことがあるから、イライラせずにやさしく伝えることが大事です。答えはBですね。
問題は中山さんと元気ネットよしづかのみなさんが全部で19問考えてくださいました。
感想カードより
「たのしかったです」(小学2年生)
「今日はありがとうございました。にんちしょうのおばあちゃんやおじいちゃんがこまっていたらやさしい言葉でたすけたいと思いました。すごろくの問題はべん強になりました。」(小学4年生)
「にんちしょうの方にそのようなたいおうをとればいいか、きょねんよりももっと分かりました。」(小学5年生)
吉塚中学校校区には、【元気ネットよしづか】という、事業所ネットワークがあります。
校区のいろんなところに協力事業所があるので、困ったことがあったら相談してください。
赤枠内は東吉塚校区です