2019年5月13日月曜日

人尊協・社協総会&ふれあいネットワーク研修

5月12日(日)10時45分より、東吉塚会館に於いて、人権尊重推進協議会と社会福祉協議会の総会を開催しました。
人権尊重推進協議会 総会 33名出席

社会福祉協議会総会 28名出席


 昼食をはさみ、社協・人尊協合同で研修会を行ないました。
講師は、特定非営利活動法人 孤立防止センター理事長の速水靖夫さん。
「孤立死防止のために、今私達にできること!!」というテーマで、実例を交えながらお話いただきました。

ネグレクトという言葉は「無視すること」を意味し、育児や介護などを「放棄する」ことを指します。自分自身のことを放棄してしまうのが「セルフ・ネグレクト」です。
自分の生活に極度に無関心となり、著しく生活環境と健康状態が悪化し、孤立死に至る要因の7~8割にあたると言われています。
家族や親しい人との死別や家族・地域からの孤立、関係悪化がキッカケでセルフネグレクトになることが多いそうです。

見守りに必要な3つの心
①目配り(周囲に目を向ける心)
②気配り(相手のことを考える心)
③心配り(いつでも手を差し延べる心)

「孤立」「孤立死」しない3つの行動
①一人で抱え込まない。
②地域・近隣と交流する
③遠慮や気がねをしない。困ったときはお互いさま、いつでもSOSを出せる環境をつくる。
 
一人一人が普段の生活の中で、意識してアンテナを張ることで、ちょっとした変化に気付くことができます。地域からの孤立やセルフ・ネグレクトを防ぐため、サインを見逃さないようにしたいですね。


福岡市 見守りダイヤル (365日 24時間対応 安否確認は8時~20時)
☎ 080-9100-0883

研修会は25名の参加でした。