12月5日(金) シニア地域参画講座でバスハイクにいきました。福岡市社会福祉協議会では、地域を単位とする高齢者の団体の活動を支援するため福祉バスを運行していて、公民館への募集があります。東吉塚公民館でも年に1度申込をしてバスを借りています。
今回は、世界文化遺産に登録されて10周年の大牟田へ行くことにしました。
はじめに、道の駅「みやま」へ立ち寄りました。
果物や野菜、お土産などをお買い物
その後、「大牟田市石炭産業科学館」へいきました。
総勢43名で記念写真。
石炭は太古の時代の植物メタセコイヤという木が変化してできています。
石より軽いので、手に取った重みで石炭を選別していたそうです。
わかりやすいガイドさんのおかげですごく勉強になりました。
地下400mの坑内が再現されている「ダイナミックトンネル」にも入りました。
実際に使用されていた坑内機械を見ることができました。
炭鉱で働く人がつけていたキャップランプ。バッテリーがかなり重いです!
これをつけて働いていたというだけでも重労働だったことがわかります。
食事は、「ホテルニューガイヤオームタガーデン」の和顔施(わがんせ)です。
この日の週替わりランチは、ハンバーグとエビチリ。
おいしくいただきました(^^)
お腹いっぱいになったところで、次の目的地は「大牟田市立三池カルタ・歴史資料館」
その前にちょっと寄り道して、大牟田出身渡邊館長おすすめの大牟田駅前にある草木饅頭のお店へ。
「大牟田市立三池カルタ・歴史資料館」に着きました。
日本のカルタは、ポルトガルからの影響を受け、16世紀末頃、筑後の三池地方で作り始められたと言われていて、三池地方(現大牟田市域)が日本のカルタ発祥の地とされています。
日本最古のカルタの展示の他、秋の企画展「地図・絵葉書でよみがえる三池炭鉱」が開催されていました。
最後の見学は、「宮原坑(みやのはらこう)」です。
宮原坑は明治31年から34年にかけて整備されました。現在は第二竪坑巻揚機室と、鋼鉄製のやぐら、デビーポンプ室の一部が残っています。
最初に見学した「大牟田市石炭産業科学館」でもよく出てきた言葉「デビーポンプ」と「團琢磨(だんたくま)さん」がここでも登場。
三池炭鉱は石炭を1トン掘ると、10トンの湧水がでました。
世界最大級のイギリス製「デビーポンプ」を導入することを提案し、排水・開削に成功させたのが團琢磨さんです。
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| 大牟田市石炭産業科学館の團琢磨像 |
レンガ造りの巻揚機室の中にも入ることができました。
宮原坑のやぐらは、日本で残る炭鉱施設で一番古い鋼鉄(イギリス製)のやぐらです。
金曜日の渋滞も重なり、少し予定時間より遅くなりましたが、無事に吉塚へ帰ってきました。ご参加のみなさん、おつかれさまでした。