2024年8月5日月曜日

こうみんかんわくわく塾「キッズサポーター養成講座」

 8月3日(土) 3日目のこうみんかんわくわく塾は「キッズサポーター養成講座」でした。

認知症のことを理解して認知症キッズサポーターになってみようという講座です。講師は認知症キャラバン・メイト 中山英紀(なかやまひでのり)さんです。


はじめに、身近なことから考えてみます。
サッカーで足を骨折した中山くんにしてあげられることはなんでしょう。
「荷物をもってあげる」「階段の上り下りのときに支えてあげる」「大好きなサッカーの話をする」など…身の回りのことだけじゃなく、心の面まで考えていてみんなやさしいですね。

認知症になると、昔のことは覚えているけれど、最近の記憶がなくなってきます。
それで何を言っているのか、何を言われているのかわからなくなることがあります。
ひとりが絵をみて、もうひとりにその絵の説明をしてその絵が正しく描けているか試します。
これは、うまく描けているかどうかというより、相手が伝えにくいことを、笑顔で聞くことと優しく聞き出すことができるかというところがポイント!みんな笑顔で取り組んでいました(^^)


東吉塚校区の地図に、困っている人を見かけたら案内できる場所を書き込んでいきます。
学校、公民館、薬局など大人がいるところを教えてあげてね。

【感想カード】
「認知症は物わすれとちがって、昔のことは覚えているけど今のことを覚えていない。しかし感情は覚えている。だから私は見えないつえになって支えてあげようと思いました。」
「認知症のことがよくわかりました。高齢者で困っている人がいたら薬局や大人がいるところに案内したり、やさしく声をかけたらいいことがわかりました。」
「今日、認知症の勉強をしてとても安心しました。なぜかというと認知症の人の対応がわかったし、自分が認知症になったときに安心できるからです。」
みんなよく聞いて考えてくれました。

博多区地域保健福祉課の高倉保健師さん、博多第8いきいきセンターの乃一(のいち)さんも、東吉塚校区の様子などをお話してくれました。
東吉塚校区はいろんな人たちに守られているんですね。住んでいるわたしたちもやさしくなってみんなで安心して暮らしたいですね。

認知症サポーターのステッカーが受講証です。

中山先生、ありがとうございました。


認知症をサポートする講座「ユマニチュード講座」が9月19日(木)13時30分~ 東吉塚公民館で開催されます。講師は、中山英紀先生です!

オンラインで申込できます。→ こちら
「講座のお申込みについて」をご覧いただき申し込んでください。

お問合せは…
福岡市ユマニチュード講座一斉実施事務局
〒812-0011福岡市博多区博多駅前3-2-1-5F
TEL:092-600-2786/FAX:092-451-0550
E-mail:fuk-huma@nta.co.jp
営業時間:9時00分~17時00分(土・日・祝日 休業)